言うまでもありませんが、購買を左右する営業ツールは定期的に評価される必要があります。逆に言えば、みなさんが何らかの形で評価をしなければなりません。
しかし、どのように評価すればいいのでしょうか?
もっとも効果的な評価は実験です。
たとえばメルマガであれば、内容の異なるメルマガを3種類くらい用意して、その反応率を検証します。
資金の豊富な会社であれば、新聞広告や折込チラシを同じ日に複数種類配り、その反応を検証することも可能です。
実際、そうした施策を日常的に行っている会社を知っています。その会社では、もっとも効果のある(売上につながった)営業ツールを作った(外注に作らせた)社員が「優秀」だとみなされ、人事査定のポイントのひとつにしているようです。
もっとも、ほとんどの会社では広告宣伝費に多くの予算を費やすことはできません。
メルマガならいざ知らず、パンフレットやチラシ、事業案内、商品カタログなど、印刷物はコストがかかるので尚更です。
そうするとやはり、既存の営業ツールを評価して、より売れるツールへとブラッシュアップすることが最重要となってきます。
可能であれば、顧客や顧客候補となる人に「現状のツールの弱点」を聞くのがベストですが、そうした人の本心を知ることは非常に困難です。
たとえそれをヒアリングすることができたとしても、
「何となく魅力がない」「他社の方がいい感じ」というような曖昧なイメージでは意味がありません。
問題は、それをどのように具体的な形として変革していくかです。
残念ながら、弊社はマーケティングのカリスマではありませんので、その特効薬を持ち合わせていません。ただ、編集のプロとしてご協力できることはあるかと思います。曖昧なイメージを形にするのが仕事だからです。みなさんの曖昧なイメージをお聞かせください。