アクセシビリティとは、「誰もが利用できる」状態を意味します。情報に限定して具体的に言えば、「障害者であっても高齢者であっても、一般の人と同等にパソコンや電話などを利用でき、充実した情報を入手できる状態」をさします。
そして、「ウェブのアクセシビリティ化」とは、誰もが不自由なく同等の情報を入手できるホームページ(ウェブ)を作成することをさします。
具体的には、国際標準となっている「W3Cアクセシビリティ標準ガイドライン」(米国)などを踏まえた上で、より多様な利用者を想定したホームページとなるよう、リニューアルすることをさします。
こうした取り組みは、省庁や自治体をはじめ、すでに各種の団体や企業で実践されており、現在、さらにその傾向が強まりつつあります。
しかし現実には、専門的な知識・ノウハウが必要とされるため、制作者(主にデザイナーやライター)の絶対数が不足しているのも事実です。
そうした状況下、弊社はいち早くアクセシビリティなウェブ制作に取り組んできました。また、障害者に関連する原稿やデザインの仕事に長く携わってきた実績があります。
1 既存Webの評価・改善策レポート
既存ホームページのアクセシビリティ度を評価し、不備な点を指摘、改善策をレポートとして提出いたします。
評価手法には、「HP全体の評価」と「個別ページの評価」の2種類があります。
「HP全体の評価」は、既存ホームページの主なページをピックアップし、全体傾向および改善策の指針をレポート数枚にまとめます。「個別ページの評価」は、お客様の指定するページについてのみ評価し、問題点と改善策をレポートにまとめます。
2 既存Webのアクセシビリティ化
現在公開しているホームページをアクセシビリティ化いたします。
アクセシビリティ化にあたっては、現状のサイトマップ(ページ構成)や文章内容の大筋は変えず、デザイン・プログラム面においてのみアクセシビリティ化することを前提としています。
主な作業領域は、デザイン、各種プログラム、文章チェック、コーディング(HTML)などになります。
3 アクセシビリティWebの新規制作
ご要望およびコンサルティングに基づいて、アクセシビリティWebを新たに制作いたします。
主な作業領域は、構成企画、デザイン、各種プログラム、文章作成、コーディング(HTML)などとなります。