●下記は、『労働組合機関紙編集BOOK』から一部を抜粋したものです。完全な情報は同書をご覧ください。
新聞作りのノウハウを、そのままビラ作りのノウハウとすることはできません。機関紙の場合は、読者が手にした時から「これは機関紙」という認識がインプットされていますが、ビラの場合は、「これは何だ?」という疑問からスタートするからです。
そのため、「これはこういう内容のビラなんだ」とすぐわかるような工夫をする必要があります。その工夫のひとつが「テイスト」です。
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新聞ではじっくりと読んでもらうことを前提としていますが、ビラでは、目に入った一瞬で概要情報を把握してもらう必要があります。
また、新聞には複数の記事があり、それぞれの重要度バランスを考えながら紙面を構成していきます。それに比べて、ビラに掲載するテーマはひとつ。たったひとつのテーマについて、より大きなインパクトで視覚的に訴えることが重要になります。
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レイアウトは手段であって、目的ではありません。目的はむしろ、文章の中に隠されています。
ですから基本的には、
レイアウトを気遣って文字量を決めるのではなく、
必要な情報を満たせるよう文字量を決める
べきです。ただ、原稿を書く前にはレイアウトラフを描き、紙面構成を考えておきましょう。紙面構成の検討にあたっては、以下のことに留意してください。
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コピーとは「広告文、宣伝文」のことを指し、キャッチコピーとは、「人の心をつかむ(注意を惹く)ように工夫した簡潔な宣伝文句」を指します。ですから、正しくは労働組合のビラとは性格を異にするかもしれませんが、ここでは「見出し」と区別するために、キャッチコピーという呼び方をします。
さて、では「ビラのキャッチコピー」はどのようにつければいいのでしょうか?
まず、次のことをよく頭に入れておいてください。
また、情報(キーワード)のレベルも分析する必要があります。この場合、レベルの高いキーワードは「大掃除」と「真夏」の2つだけです。残りはすべて、それらに含まれる情報です。
「見出し」とは性質がまったく違う
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