見出しをつける技術
●下記は、『労働組合機関紙編集BOOK』から一部を抜粋したものです。完全な情報は同書をご覧ください。
種類、役割、表現タイプ
見出しは、その位置やサイズ、役割によって、いくつかの種類に分けられます。
- 柱見出し 全体のテーマを示す。
- 肩見出し 主見出しの前で補足する。
- 主見出し 最も重要な内容を表す。
- 袖見出し 主見出しを説明・補足する。
- 中見出し 本文が長い場合に区切る。内容や話題が変わる位置につける。
- 小見出し 本文中に挟み、該当する文段の内容を表す。
見出しの名称は重要ではありません（コミュニティが変われば名称も変わります）。大切なのは、「記事の顔」としての機能を持たせることです。
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見出し作りのポイント
見出し作りは意外に難しく、少しコツが要ります。基本的なポイントは以下のようになります。
（１）５Ｗ１Ｈを明記
本文の要約として機能するためには、見出しにも５Ｗ１Ｈが必要となります。逆に、
「特別委員会で満場一致」
など５Ｗ１Ｈが不足していると意味が不明で、「どこの？」「何が？」と、読者に大いなるストレスを感じさせてしまいます。
もっとも、５Ｗ１Ｈのすべてを盛り込むと、どうしても文字量が増えてしまいます。文字量やスペースが限られる場合は、 なくては理解できないＷとＨを最優先してください。
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