●下記は、『労働組合機関紙編集BOOK』から一部を抜粋したものです。完全な情報は同書をご覧ください。
これまで学んできたことは、レイアウト作業を円滑に進めるための技術ですが、本章では、レイアウト効果を高める技術を学びます。
プロのデザイナーも拠り所としている様式・要素について、ポイントを絞って説明しましょう。
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ジャンプ率とは、文字や写真の大小比のこと。紙面のメリハリに大きな影響を与えますが、ジャンプ率が高くても低くても一長一短があります。
ジャンプ率が高いと……
元気、活気がある、目立つ、楽しそう、行動的
下品、広告的、安っぽい、飛ばし読みしやすい
ジャンプ率が低いと……
上品、格調高い、説得力がある、知性的
堅い、冷たい、目立たない、飛ばし読みしにくい
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見出しの配置は、
タテ組みの場合、本文の行頭よりも少し下げ、
ヨコ組みの場合、本文の行頭に揃える
のが基本です。
また、見出しを2〜3本組み合わせる場合、行揃えの基本は以下のようになります。
(中略)
見出しは文字サイズが大きいため、字間や形を変更しただけでもイメージが変わります。
字間についてはツメるのが基本で、パラついた間延び感を防ぎます。
また、文字の変形については、長体をかけると洗練されたイメージに、平体をかけると重厚なイメージになります。
見出しは一番「遊べる」ところですので、いろいろ試して、レイアウトを楽しみましょう。
■見出しデザインの例
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写真には右向き、左向き、正面などの向きがあります。特に人物写真の場合は、その向きが一目瞭然です。
そうした向きの扱いで最も大切なことは、
ソッポを向かないこと
です。何に対するソッポかというと、当該記事の見出しや本文です。たとえば、記事の右端に写真が位置しているのに、写真に写っている人が右を向いていたら……記事と写真の一体感が台無しです。
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